投稿日:2021年11月30日

アスファルト防水の工法について

こんにちは!大阪府八尾市を拠点に、防水工事やシーリング工事などに取り組んでいる防水工事業者の株式会社恩栄工業です。
防水工事の工法の一つであるアスファルト防水には、さまざまな工法があります。
工法ごとに特徴があり、目的に応じて選ぶことが重要です。
今回は、アスファルト防水の工法についてご紹介します。

熱工法


熱工法は、アスファルト溶融釜を使って溶融した防水工事用アスファルトを使い、ルーフィングシートを複数枚積み重ねて防水層を形成するアスファルト防水です。
防水工事用アスファルトはルーフィングを貼り付けた後、時間を経ずに硬化するという特徴があり、防水層を素早く形成できるのがメリットです。
防水層を完成させるまでの養生期間が不要なため、工期を短くしたい場合におすすめといえます。
ただ溶融したアスファルトが、異臭を放つという欠点もあります。
熔融時に混ぜる消臭剤により異臭の緩和が可能なため、対策できない欠点ではありませんが、気になる方は注意が必要です。

トーチ工法

トーチ工法は、改質アスファルトルーフィングシートというルーフィングシートを使う防水工法です。
改質アスファルトルーフィングシートの裏面と下地を、トーチバーナーを使ってあぶることで溶かし、張り付けや張り重ねる作業を行います。
溶融釜などの大がかりな設備が不要なため、熱工法と比べると段取りが簡素に済むのが特徴です。
防水層の形成自体も、あぶり融かして下地に張り付けるだけの作業で済みます。
ただし、ルーフィングシートの裏地や下地のあぶりが不足していると、早期劣化や雨漏りなどのトラブルが起こりかねません。
施工不良が起こらないよう精度が高く、丁寧な作業が必要な工法です。

常温工法

常温工法は、熱を使わずに防水層を構成する工法で、冷工法ともいわれます。
ルーフィングシートの裏面に粘着材であるゴムアスファルト粘着層をコーティングすることで、熱で溶かさずに施工が可能です。
貼り重ねていくうちに、軽く貼りついている状態からくっついた状態に変化して防水層が形成できます。
熱や火気を使わないため、アスファルトの中では最も安全性が高い工法です。
更に、アスファルトを溶かす工程もないため、独特の臭いが発生しないのも特徴といえます。

恩栄工業へご相談ください!


株式会社恩栄工業は大阪府八尾市を拠点に、防水工事やシーリング工事を手掛けています。
アスファルト防水や塗膜防水など、対応できる防水工事の工法も多くございます。
ノウハウや技術を生かして、お客様のご要望に応じた最適な施工をご提供いたしますので、株式会社恩栄工業にお任せください。
ご依頼の際は、お問い合わせページよりご連絡いただけます。
最後までご覧頂き誠にありがとうございました。

株式会社恩栄工業
〒581-0882
大阪府八尾市恩智北町2丁目76-3 ココ川崎 203号
TEL/FAX:072-970-5542


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